モンテネグロでELにも出場した日本人がACLで躍動 左サイドを支えるMFは日本のクラブにも牙を剥く?

浦和レッズ相手に存在感を示した鈴木 photo/Getty Images

浦和戦で1アシストを記録した鈴木圭太

18日よりAFCチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが開幕。埼玉で行われるノックアウトステージは、8月中に準決勝までを行い、東地区での勝者が西地区で勝ち上がったクラブと2月に行われる決勝で激突する。

そんなACLで日本のクラブに立ちふさがるかもしれない日本人MFが鈴木圭太だ。韓国の大邱FCでプレイしており、決勝トーナメントまで勝ち上がっている大邱は、日本のクラブとも対戦する可能性があるのだ。

左サイドバックやウイングバックで活躍する鈴木は、桃山学院高校を卒業後にモンテネグロのFKイバルに加入。FKベラネを経て2018年からはモンテネグロ1部のFKポドゴリツァでレギュラーをつかみ、UEFAヨーロッパリーグにも出場するなど、多くの経験を積んだ。

そんな鈴木は今季からKリーグの大邱FCへと加入した。AFCチャンピオンズリーグ出場を果たした今季は、浦和レッズが所属したグループFを首位で通過。浦和戦では豊富な運動量で攻守に動き、積極的な攻撃参加と高精度のクロスでチャンスを創出。決勝点をアシストするなど、左ウイングバックで勝利に貢献している。

そんな大邱はベスト16では同じ韓国の全北現代モータースと対戦。チームはKリーグ1で現在9位と苦しんでおり、リーグ戦4連敗中と厳しい状況に追い込まれている。そんな中でも鈴木が輝きを放って全北撃破に導けるか。勝ち上がることができれば、準決勝で日本のクラブと激突する可能性もある。モンテネグロや韓国で実力を付けた日本人プレイヤーがACLで牙を剥くか。

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