プレミア開幕からデ・ブライネはロケットスタートに成功も? 英紙が主張する絶好調のベルギー代表MFに足りないもの

今季は絶好調なケビン・デ・ブライネ photo/Getty images

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今季はその栄光を掴めるか

リヴァプールとのコミュニティシールドは敗れたが、プレミアリーグは開幕から2連勝と好調を維持しているマンチェスター・シティ。新加入のアーリング・ハーランドは早くも3ゴールに関与しており、近年のシティに足りなかった強みを提供している。

中盤ではケビン・デ・ブライネが輝きを放っている。ここ数シーズンは怪我の影響で出遅れていたが、オフシーズンでしっかりと休息をとり、新シーズンにコンディションを合わせてきた。

その甲斐もあって22-23シーズン序盤戦は絶好調だ。ウェストハム戦では1アシストに加えキーパス3本を記録。続くボーンマス戦は1ゴール1アシストの数字を残し、キーパスはさらに増え5本だ。ドリブルも4度成功させており、ハーランドよりも手がつけられなかった。
英『manchester evening news』ではデ・ブライネのパフォーマンスを称賛しており、バロンドールに値するとまで主張している。実際にカリム・ベンゼマやティボー・クルトワと共に30名の候補にノミネートされた。

しかし同紙はバロンドール受賞にはCLのタイトルが必要だと分析している。2022年のバロンドールはまだ発表されていないが、おそらくベンゼマだろう。レアル・マドリードのCL制覇に大きく貢献しており、そう思わせるほどのインパクトを残した。

今季もシティはCLの優勝候補だが、デ・ブライネが栄光を掴むためにもビッグイヤー獲得は必須だ。今季はラストピースとされるストライカーが加わっており、シティの挑戦に期待したい。

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