中盤にケガ人続出の中、ケイタが退団を希望? 今夏リヴァプールはさらなる補強をすることになるのか

退団を希望しているといわれているケイタ photo/Getty Images

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チアゴらMFも主力がケガ

昨季プレミアリーグ2位、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝に加え、国内カップで2冠を達成したリヴァプールだが今季は開幕から出鼻をくじかれている。多くの主力選手をケガで欠く中、開幕戦ではフラムに2-2、第2節ではクリスタル・パレスに1-1と引き分けるなど、初勝利が遠い。

そんな状況下で英『Mirror』によると、ナビ・ケイタが現状に不満を持っており、リヴァプールを退団したいと考えているようだと報道。いまだ契約延長には至っておらず、このまま契約に合意とならなければ今夏にリヴァプールを離れるのではないかと伝えている。

2018-19シーズンにライプツィヒからリヴァプールへと加入したケイタは、スティーブン・ジェラードの背番号8を引き継ぐなど、高い期待値を寄せられていた。しかし現状でその期待値に応えられているとはいえず。出場すれば高いパフォーマンスも見せるものの、ケガによる離脱を繰り返しており、昨季はプレミアリーグ23試合に出場。これでも加入初年度に続く試合数の多さで、20-21は10試合にとどまっていた。
背番号8番へのプレッシャーは少なからずあっただろう。それでも実力で出場できていないわけではなく、ケガによる離脱が多いのが事実だ。リヴァプールとしても昨夏ジョルジニオ・ワイナルドゥムが退団し、補強はせずに若手選手を起用して底上げを狙っていた。

同紙ではケガ人続出中のチームの現状をユルゲン・クロップ監督が「MFが不足しているわけではなく、何人かが負傷しているだけだ。どう反応するかを見なければならないが、パニックにならないことは確かだ」と冷静に分析している。しかしケイタが移籍となれば、より中盤が薄くなるため今夏動かざるを得ない状況となるだろう。スタートから厳しいシーズンとなりそうなリヴァプールの今後に注目だ。

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