アーセナルの7200万ポンド男がフランスへ帰還? ニースがペペの獲得に関心

ペペはフランスに戻ることになるのか photo/Getty Images

ここからアーセナルで定位置を得る可能性は低いだろう

プレミアリーグで4シーズン目を迎えているアーセナルのFWニコラ・ペペ。ここまでは、加入時に期待されたほどの結果を残すことができておらず、リーグ・アンに復帰する可能性もあるようだ。

2019年に7200万ポンド(117億円)の大金で、リールからアーセナルへとやってきたペペ。クラブ内での存在感は徐々に薄れており、昨季はリーグ戦のスタメン出場がわずか5試合に留まった。

今夏のプレシーズンマッチでは、何試合かスタメンで試される機会もあったが、プレミアリーグ開幕後の2試合はどちらもベンチで90分を過ごしている。

負傷離脱していたMFエミール・スミス・ロウは、直近のレスター・シティ戦で途中出場を果たしており、新戦力のMFファビオ・ヴィエイラやMFマルキーニョスといった選手たちも後ろに控えている。現状アーセナルの2列目はかなり層が厚く、このままであれば今季もペペの出場機会は限られたものになるだろう。

より多くのプレイタイムを確保したいのであれば今夏中に移籍するべきだが、英『Daily Mail』によれば、ニースがペペの獲得に意欲的であり、彼らはローンでの契約を望んでいるという。その一方、彼らはチャンピオンシップ(英2部)でプレイするFWベン・ブレアトン・ディアスの獲得も目論んでいるようで、エヴァートンとの争奪戦に敗れぬよう、1200万ポンド(20億円)のオファーをブラックバーンに再提示する見込みのようだ。

ニースへの移籍が成立すれば、ペペは生まれ育ったフランスの地へ舞い戻ることになる。勝手知ったるリーグ・アンで出場機会を重ねていけば、試合勘やかつての輝きを取り戻すことも可能かもしれない。アーセナルで活躍する未来がまだ消えないという点からも、ニースへのローン移籍はペペにとって好都合に思えるが、一体どのような決断が下されるのか。

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