「テン・ハーグのスタイルには合っていない」 元マンUのGKが2試合6失点のデ・ヘアを問題視

ボールを扱う技術も必要されるデ・ヘア photo/Getty Images

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ブレントフォード戦ではまさかの4失点

開幕戦でブライトンに1-2と敗れたマンチェスター・ユナイテッドは、第2節でブレントフォードに0-4と大敗。2連敗という苦しい状態でリヴァプールとの大一番に挑む。

そんな中でクラブは残り10日と迫った今夏の移籍市場で動きを見せており、レアル・マドリードからカゼミロを獲得。さらにストライカーとGKにもさまざまな噂が挙がっており、最終日まで補強の話が挙がっていくだろう。

絶不調のユナイテッドについては守護神の補強が必要だと現地で取り上げられている。地元紙『ManchesterEveningNews』では、ブレントフォード戦後、長期的に活躍できる新たなGKの存在が必要だと指摘。英紙『DailyMail』では過去にユナイテッドでプレイし、昨季までワトフォードに所属していたベン・フォスターがブレントフォード戦分析し、ダビド・デ・ヘアについてコメントした。
「デ・ヘアはワールドクラスのGKであり、プレミアリーグの中で私もお気に入りのGKの一人ではあるが、後方からボールを保持してプレイするのには適していない。彼は(エリック・)テン・ハーグのスタイルには合っていないと思うよ」

フォスターはデ・ヘアのタイプがテン・ハーグのスタイルとミスマッチだと解説し、その影響がパフォーマンスにも出ていると問題視。後方からポゼッションし、ボールを保持して主導権を握るスタイルを目指す中でGKの足元の技術は重要になってくる。マンチェスター・シティのエデルソンやリヴァプールのアリソン・ベッカーといった選手たちのようなシュートストップ以外のスキルも求められてくるだろう。

現在のユナイテッドで正GKを務めるデ・ヘアはセービング能力は世界でもトップクラスのGKだが、足元の技術は決して高いとはいえず。一昨季スタメンを奪い今季はノッティンガム・フォレストへレンタル中のディーン・ヘンダーソンも足元の技術はそれほど高くない。今夏の補強で足元の技術に優れたGKを補強することができれば、テン・ハーグ監督の理想に一歩近づけるだろうか。

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