“三笘の後釜”として期待された川崎のブラジル人FW 公式戦二桁得点となるプロ初のハットトリックで好調を維持

マルシーニョのさらなるゴールに期待 photo/Getty Images

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マルシーニョが3ゴールを記録

J1で3連覇を目指す川崎フロンターレは現在3試合未消化で、2試合未消化で首位を走る横浜F・マリノスとは勝点差5と離れている。第26節ではアビスパ福岡に4-1と圧勝し、首位追撃への勢いを見せた。福岡戦でハットトリックを決めて好調をアピールしたのがマルシーニョだ。

左ウイングで先発出場したマルシーニョは、7分に先制ゴールを記録すると、1-と同点に追いつかれて迎えた前半終了間際の45分に勝ち越し弾を決めてみせる。さらに64分には右サイドから家長昭博のクロスにファーから豪快に飛び込んでゴールネットを揺らし、自身キャリア初となるハットトリックの活躍を見せる。

今季は3トップの左で主力としてチームに貢献。途中加入の昨季は11試合で1得点に終わったものの、今季はここまで公式戦21試合10ゴールと結果を残している。またパリ・サンジェルマンとの一戦でも積極的にドリブルで仕掛けてチャンスを創出。得点こそ決められなかったが、セルヒオ・ラモスやアクラフ・ハキミの裏を狙い続けた。
マルシーニョは昨夏、川崎へと加入。もともと左ウイングには三笘薫が在籍しており、彼が欧州へと移籍するタイミングで入れ替わりでチームに入ってきた。大きな武器であるドリブルで他クラブを圧倒していた三笘の後釜として、大きな期待を寄せられる。しかし昨季はわずかに1ゴールとその期待に応えたとは言い難い。

それでも今季はすでに公式戦二桁得点を決めるなど、アタッカーとして定着。レアンドロ・ダミアンとの好連携を見せ、チームの武器として輝きを放っている。

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