アーセナルのビッグディールはまだまだ続く? “サカのライバル”としてウルブズFW獲得へ

アーセナル行きの話があるペドロ・ネト photo/Getty images

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積極的な補強が目立つアーセナル

22-23シーズンのプレミアリーグは第3節までが終了しているが、唯一3連勝を達成しているのがアーセナルだ。昨季のこの時期はブレントフォード、チェルシー、マンチェスター・シティに敗れ3連敗となったが、この1年で大きく変わった。

チーム強化につながったのはやはり的確な補強だ。とくに守備を重点的に行っており、今季はウィリアム・サリバがチームに戻り、オレクサンドル・ジンチェンコをシティから獲得した。どちらもすぐにチームに適応しており、3連勝に貢献している。

アーセナルはそんな安定した最終ラインの次に攻撃陣の強化を考えており、英『The Athletic』によるとウルブズのFWペドロ・ネト獲得に動いているようだ。1カ月以上交渉は続いているが、ウルブズは今夏にネトを売却する予定がなく、獲得するためには高額な移籍金が必要とされている。
ポルトガルのブラガでキャリアをスタートさせ、セリエAのラツィオを経由してウルブズにやってきたネト。飛躍を掴んだのは20-21シーズンで当時のエースであったディオゴ・ジョタがチームを離れたことで出場機会を確保し、リーグ戦で5ゴール6アシストを記録している。翌シーズンは怪我の影響でまともにプレイできなかったが、今季は開幕から3試合に先発している。

基本的には右サイドでプレイする左利きのドリブラーで獲得となればブカヨ・サカとポジションを争うことになる。ミケル・アルテタ監督はチーム内に競争力を持ち込むことを考えており、獲得できればサイドのクオリティは上がる。

ドリブル、パス、シュートとどの技術も高く、前述した5ゴール6アシストを記録したシーズンはネトがウルブズの攻撃をけん引していた。当時はジョタが移籍しラウール・ヒメネスも怪我で離脱と、前線での孤軍奮闘が目立った。

ジンチェンコ、ガブリエウ・ジェズス、ファビオ・ビエイラと即戦力の補強が続くアーセナル。移籍市場の閉幕まで残りの時間はわずかだが、ネトが最後の補強となるのだろうか。

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