レアルの“CMK”とシャビ・イニエスタらバルサ黄金トリオはどちらが上だ 今加速する最強中盤論

レアルで多くの成功を収めた3人 photo/Getty Images

CMKが終わりを迎えて議論が加速

突然の終わりだった。MFカゼミロがレアル・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍することになり、レアルの中盤を長らく支配していたCMKのユニットは終わりを告げた。

CMKとはトニ・クロース、カゼミロ、ルカ・モドリッチで構成されていた中盤であり、スペイン『Mundo Deportivo』は「バミューダトライアングルの終わり」とユニット終了を嘆いている。

FWクリスティアーノ・ロナウドやDFセルヒオ・ラモスといった選手たちも重要ではあったが、CMKがレアルに多くのタイトルをもたらしてきたのは間違いない。クラブ史上最高の中盤ユニットと言っていいだろう。

では、世界最高の中盤ユニットだだとどうだろう。CMKが終了した今、スペイン『as』はさっそくバルセロナ黄金期のシャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、セルヒオ・ブスケッツのトリオと比較している。この両ユニットは何かと比較されてきたが、CMKが終わりを告げたことで本格議論がスタートした格好だ。

「両方とも伝説的なユニットだ」

「バルサはより派手で、マドリーのユニットはより効果的で戦術的だった」

「CMKはCLを4回も制している。答えは簡単」

「シャビ、イニエスタ、ブスケッツはW杯、EUROも制したし、3冠もあった」

SNS上では様々な意見が出ており、しばらくこの議論は続きそうだ。CMKは昨季もチャンピオンズリーグを制したが、過去の3連覇を含め4度も欧州王者となったのは見事と言うしかない。常にゲームをコントロールし、難しいゲームも中盤で落ち着かせてきた。そのバランスは抜群で、バルサのユニットとはまた異なる魅力があるトライアングルだった。

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