バルササポーターはこの時を待っていた 圧巻のレヴァンドフスキにペドリは「34歳だけど20歳に見える」 

ソシエダ戦で2ゴール決めたレヴァンドフスキ photo/Getty Images

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ソシエダ戦でさすがの2発

バルセロナサポーターはこの時を待っていた。数多い新戦力の中でも、今夏最大の目玉選手はFWロベルト・レヴァンドフスキだろう。

現世界最高級ストライカーがリーガ・エスパニョーラへ乗り込んできたわけだが、21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節のレアル・ソシエダ戦で2ゴールを記録。チームを4-1の勝利へ導いた。

ブンデスリーガとは環境が異なるが、やはり動き出しはさすがだ。試合開始早々にペナルティエリアでの動き出しで相手DFの前に入ると、左サイドからのグラウンダーのボールに冷静に合わせてゴール。
さらに68分にも味方との連携から右足でワンタッチシュートを流し込んでおり、これもペナルティエリアへ侵入するタイミングが的確だった。2点ともストライカーのお手本とも言えるゴールで、いきなり複数得点を奪えたことで本人もホッとしたのではないか。

スペイン『SPORT』によると、チームメイトのMFペドリはレヴァンドフスキの体が若者のようにキレていると絶賛する。

「彼は34歳だけど、20歳に見えるね。彼が決めてきたゴールの数、チームへの貢献度はクレイジーだ。彼は僕たちを大いに助けてくれる。ラージョと引き分けていたから、このゲームは重要だった。今日は勝ちたいと強く思っていたんだ」

開幕節のラージョ戦はスコアレスドローに終わってしまい、自慢の攻撃陣は沈黙した。やや苦いスタートとはなったが、難敵ソシエダから4点奪えたのは大きい。

前半6分にあっさり失点してしまうなどバランス面で気になるところはあるが、ひとまず今回のゲームではレヴァンドフスキ、ウスマン・デンベレ、アンス・ファティと決めるべき選手がネットを揺らしてくれた。彼らの連携が完成すれば、恐ろしい破壊力となるだろう。その可能性を見たゲームとなったのではないだろうか。

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