アザールはPK失敗、アセンシオも不発 レアルで2人の巨大な才能が輝く時はくるのか

アザールが戦力になれば大きいが…… photo/Getty Images

本来は大きな戦力になるはず

20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節でセルタと対戦したレアル・マドリードは、66分までに4-1とセーフティリードを手にしたこともあり、82分にFWマルコ・アセンシオとエデン・アザールの両名をピッチへ送り出した。

この2人は色々と評価が難しいアタッカーでもある。才能は確かなはずだが、ここ数年は評価が伸び悩んでいるところがある。アザールはレアル移籍からコンディション不良が指摘され、ほとんど良いところがない。

アセンシオはレアルでスターになるかと期待されたが、現状はポジションを確保できていない。勢いがあるのは後輩のヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスの方だ。

指揮官カルロ・アンチェロッティとしては、2人を終盤にテストしたい考えがあったのだろう。レアルは昨季リーグ制覇とチャンピオンズリーグ制覇を達成したが、前線の層はそこまで厚くない。特にセンターフォワードのカリム・ベンゼマに代わる選手が不在で、一部ではアザールを配置した0トップ案もある。

しかし、アザールはセルタ戦の終盤で得たPKをストップされてしまった。得点を決めて勢いに乗ってほしかったのだが、思うようにはいかなかった。

アセンシオも決め切れず、スペイン『Mundo Deportivo』はアセンシオに関してサポーターから不満の声が出ていると伝えている。契約も来夏までとなっており、今夏の売却を望むサポーターもいるだろう。

2人が戦力になってくれれば攻撃の層は一気に厚くなるのだが、本来の輝きを取り戻せるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ