せっかくプレミアも5枠に増えたのに…… 離脱者続出で満足に交代枠を使えていない緊急事態のリヴァプール

クロップ監督は困難をどう乗り切るのか photo/Getty Images

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開幕3戦未勝利と近年最悪のスタート

新型コロナウイルスの影響で昨季から交代枠が5枚となり、現在ではそれが正式なルールとして適用されている。昨季は3枠のままシーズンを終了したプレミアリーグでも、ルール化にとって今季からは交代枠が5人に増えており、さまざまな状況において交代が可能となった。

そんなプレミアのビッグクラブで増えた交代枠を有効活用できていないのが、開幕3試合で2分1敗と停滞しているリヴァプールだ。開幕前から大量のケガ人を抱え、シーズン開幕後も続々と離脱。前節にいた選手が次節には欠場するという流れは多く、昨季リーグ2位となったリヴァプールが人材難に陥っている。

今季初黒星となったマンチェスター・ユナイテッド戦でもナビ・ケイタがケガで欠場し、ベンチにGKが2人入るという緊急事態に。若い選手が総動員してなんとかベンチを埋め、主力はわずか3人のみという満身創痍の状態だ。
当然その影響は交代枠にも出ており、ユナイテッド戦ではファビーニョ、コスタス・ツィミカス、ファビオ・カルバーリョの3人のみの交代となっている。さらに開幕戦のフラム戦とダルウィン・ヌニェスが退場し、残り30分を10人で戦ったクリスタルパレス戦のどちらも主力選手4枠のみで途中交代を行っており、せっかく増えた交代枠も満足に使えていない。MF獲得の声も挙げられる状況だが、リヴァプールはこの困難をどう乗り切るのだろうか。

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