“イブラヒモビッチ2世”がプレミアに襲来 ニューカッスルが新ストライカーを約97億円で獲得へ

プレミアリーグ行きが濃厚なアレクサンデル・イサク photo/Getty images

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ニューカッスルが大きく出た

クラブ買収後、積極的な補強でチームを強化するニューカッスル。その中心は守備陣であり、今夏の移籍市場でもGKニック・ポープ、DFスヴェン・ボトマンを獲得した。

他のターゲットでいえばレヴァークーゼンのムサ・ディアビと攻撃的な選手の名前が挙げられていたが、高額な移籍金を理由に進展はなかった。

移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏はニューカッスルがレアル・ソシエダのアレクサンデル・イサク獲得で合意したと伝えている。移籍金は6000万ポンド(日本円にして約97億円)といわれており、正式に決まればニューカッスルのクラブレコードを更新すると見られている。
スウェーデン代表で、192cmと長身が魅力のイサク。22歳と若い選手だが、20-21シーズンにリーガ・エスパニョーラで17ゴール2アシストを記録している。昨季は6ゴール2アシストに終わったが、持っているポテンシャルは本物だ。実際にアーセナルをはじめとするビッグクラブも狙っていた。

同じスウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチに例えられる選手だけあって足元の技術は確かだ。ポストプレイを得意としており、最前線だけでなく少し降りた位置でも起点となる。スピードがあり、単独での突破も可能な万能性を持つ。

ニューカッスルはカラム・ウィルソン、クリス・ウッドの2人のストライカーがいるが、イサクであれば十分にプレイタイムを得られるだろう。ウィルソンはベテランらしいプレイのバリエーションが豊富な選手だが、怪我が多くシーズンを通して計算できない。そこにイサクが加わればニューカッスルの攻撃陣はより怖い存在になるだろう。

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