ブライトン三笘薫に設定された“高い基準” 全試合で求められる“ニューカッスル戦越えのインパクト”

カラバオカップで初先発を飾った三笘薫 photo/Getty images

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まずまずな働きでもニューカッスル戦と比べられれば評価は低くなる

ブライトンに所属する三笘薫がプレミア復帰後、公式戦初先発を飾った。

カラバオカップ2回戦フォレストグリーン・ローヴァーズ戦に臨んだブライトンは三笘と同じくベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズからやってきたデニス・ウンダフのゴールを含む3得点での快勝となった。次ラウンドでは冨安健洋が所属するアーセナルと対戦する。

三笘は[3-4-3]の左ウイングバックで先発し、67分までのプレイとなった。相手が3部に相当するリーグのクラブということもあって常に高い位置を取ることに成功したが、ゴールやアシストを記録することはできなかった。
「非常に素早く、苦労せずにピッチをカバーする。パスや判断が鈍る時もあるが、彼のスピードと方向転換する能力は驚異的だ。しかしニューカッスル戦ほどのインパクトを残すことはできなかった」

英『SussexLive』ではフォレストグリーン・ローヴァーズ戦での三笘のパフォーマンスを評価しており、悪くはないとするもキーラン・トリッピアーを圧倒したニューカッスル戦ほどのパフォーマンスではないとしている。

一度素晴らしいパフォーマンスを披露するとその高い基準が標準として設定されてしまう。それを乗り越える必要があるのだが、なかなか難しい。プレミアのトップで活躍するにはハイパフォーマンスを継続する必要があり、それが今の三笘の課題だろう。

週末のリーグ戦ではホームでリーズ・ユナイテッドと対戦する。どちらも現状無敗で3試合を消化しており、好調を維持するチームがぶつかる。リーズの右サイドバックは今夏新加入のデンマーク代表ラスムス・クリステンセンだ。187cmと大柄な選手で、身体能力が高い。攻撃的な選手であり、三笘は起用されればクリステンセンがオーバーラップした後のスペースを狙いたい。

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