イサク“爆買い”のニューカッスルは移籍市場でまだ動く 今夏大人気アヤックス産MFエドソン・アルバレスとは何者か

プレミアリーグから関心を寄せられているエドソン・アルバレス photo/Getty images

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ニューカッスルがさらに強くなる

アレクサンデル・イサクの獲得を発表したニューカッスル。移籍金はクラブレコードの6300万ポンドとされており、契約期間は明かされていないが、長期的なものだという。ニューカッスルはレヴァークーゼンのムサ・ディアビにアプローチを仕掛けるなどアタッカーのテコ入れを模索しており、移籍市場の終盤にてようやく実った。

ニューカッスルの夏の動きはまだ終わらないとされており、英『The Athletic』によるとアヤックスのMFエドソン・アルバレス獲得に動いているようだ。どうやら1度目のオファーとして2500万ポンドを提示したようだが、断られており移籍市場の閉幕までに2度目のオファーを提示する用意があると見られている。ニューカッスルはジョンジョ・シェルヴェイが怪我で3カ月ほど離脱するようで、その穴埋めか。

メキシコの名門クラブ・アメリカでキャリアをスタートさせ、2019年からアヤックスでプレイするアルバレス。移籍後は中盤の選手として評価を高めており、昨季はリーグ戦で31試合に出場して5ゴール1アシストの大活躍だった。24歳と若い選手だが、メキシコ代表ではすでに55キャップ、アヤックスでは106試合で起用されており、経験値は豊富だ。
基本的には守備的MFが彼のポジションだが、センターバックや右サイドバックでプレイできるなどユーティリティ性を持つ。それでいてボールを刈り取る能力に長けており、昨季はタックル数63回、インターセプト数43回を記録し、アヤックスではトップの数字だった。185cmの長身も魅力の一つであり、空中戦勝利数102回はリーグ2位の好成績だ。

ニューカッスルとしては獲得できれば中盤がさらに強化される。現時点でブルーノ・ギマランイス、ジョエリントンと強力なブラジルコンビがおり、そこに現役メキシコ代表が加わればクオリティはプレミアトップレベルといっても過言ではない。

アヤックスは主力の引き抜きが続いており、アルバレスまで抜けることになればリサンドロ・マルティネス、セバスティアン・ハラー、ライアン・グラフェンベルフ、ニコラス・タグリアフィコ、ヌサイル・マズラウィに続く6人目となる。アントニーのマンチェスター・ユナイテッド行きが間近との話もあり、主力放出はどこまで続くのか。

ニューカッスル行きとなればマルティネスに続いてアヤックスの有望株がプレミアにやってくることになる。185cmとサイズは十分であり、今季のニューカッスルが上位争いを面白くする存在になるだろう(データは『SofaScore』より)。

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