フィニッシャー・ウーデゴーが2戦連発 アルテタの戦術変更がアーセナルに流れを引き寄せる

フラム戦で同点ゴールをゲット photo/Getty Images

今季は2桁得点もありえそうなウーデゴー

前節・ボーンマス戦で2ゴールの活躍を見せ、アーセナルに勝利をもたらしていたMFマルティン・ウーデゴー。続くフラム戦では同点弾で2戦連発を記録しており、チームの開幕4連勝に大きく貢献している。

開幕3連勝と波に乗った状態で、第4節フラム戦を迎えたアーセナル。前半はスコアレスで終えたものの、56分にDFガブリエウ・マガリャンイスがゴール前でボールをロストし、FWアレクサンドル・ミトロビッチに先制点を与えてしまう。

なんとしてでも追い上げたいミケル・アルテタ監督は、61分にFWエディ・エンケティアを投入し、布陣も[4-2-3-1]から[3-4-1-2]のような形へと変更。これがアーセナルに流れを引き寄せる。

64分、DFウィリアム・サリバから前線に縦パスが入ると、これを受けたFWブカヨ・サカがドリブルで相手陣内へ突進。並走していたウーデゴーは横パスを受けると、1回ボールを跨いでから素早く左足を振り抜いた。

このシュートは相手DFの体をわずかにかすめてコースが変わり、GKベルント・レノの逆を突く形に。指先でわずかにボールに触れたものの、防ぎきることはできず、アーセナルが同点に追いついた。

その後、85分にマガリャンイスのゴールでリードを奪ったアーセナルは、唯一の開幕4連勝を達成。ウーデゴーは直近2試合で3ゴールという結果になり、好調FWガブリエウ・ジェズスを抜いてチームのトップスコアラーに位置している。

昨季は1年を通して、リーグ戦7ゴールに終わっていたウーデゴー。今季は開幕から1ヵ月も経たないうちに、この半数近くの得点を記録しており、順調に行けば2桁ゴールも夢ではない。今後はチャンスメイクの部分だけでなく、フィニッシャーとしての活躍にも期待したいところだ。

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