4戦連発と好調の古橋亨梧は、中村俊輔のようになれるのか セルティック史上初のCLベスト16へと導いた男に続く日本代表のエース候補

ハットトリックの古橋 photo/Getty Images

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3度のCLベスト16を経験するセルティック

スコティッシュ・プレミアシップ第5節でダンディー・ユナイテッドに9-0と圧勝したセルティック。この試合でハットトリックを達成した古橋亨梧は、4試合連続となる今季6ゴール目を決めてチームの勝利に貢献した。

ここまで絶好調の古橋は第2節のロス・カウンティ戦から今節まで4試合すべてで先制ゴールを決めるなど、勝点3獲得の源となっており、チームを4連勝に導いている。この好調ぶりをリーグで維持してUEFAチャンピオンズリーグでも結果を残したいところだろう。

先日行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージの抽選会でレアル・マドリード、ライプツィヒ、シャフタール・ドネツクという厳しいグループに入った古橋。今季はセルティックとレンジャーズがCLのグループステージに参戦しており、スコットランドのクラブが複数入るのは2007-08シーズン以来となる。
セルティックのCLでの最高成績はベスト16であり、2006-07、2007-08、2012-13と3度経験している。特に初のベスト16進出となった2006-07シーズンではマンチェスター・ユナイテッドに続き、2位でグループを突破。当時中村俊輔が中軸となっていたセルティックは、第1節ではマンチェスター・ユナイテッドに敗れたものの、中村のFKで先制しており、第6節での同クラブとの対戦でも中村のFKが決勝点となって勝利しグループステージを突破した。セルティックの中では伝説としても語られる試合の中心には、日本人がいたのだ。

そして今季、最前線でチームをけん引するのは日本代表ストライカーだ。彼の得点でレアルやライプツィヒなどの強豪に一泡吹かせることができれば、さらにチームも古橋も勢いを増すことができるだろう。古橋は中村のような活躍を欧州の舞台で見せられるか、注目だ。

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