伊東純也“移籍後初ゴール”も追い付かれドロー スタッド・ランスの今季初白星は次節以降にお預け

移籍後初ゴールはヘディングシュートだった伊東純也 photo/Getty images

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ヘディングシュートが決まった

今季から5大リーグの一つであるフランスのリーグ・アンに挑戦中の伊東純也。ベルギーのヘンクからスタッド・ランスに移籍しており、すでにデビューを飾っている。

1-1とドロー決着となったストラスブール戦で伊東は先発しており、続く第4節リヨン戦でも伊東はスタートからピッチに立った。

スタッド・ランスは[3-4-1-2]を採用しており、伊東はアーセナルからレンタルでチームに加入したフロリアン・バログンと2トップを組んでいる。ベルギー時代は右サイドに張ってボールを受けていたが、スタッド・ランスでは柔軟に前線でポジションを変え好機をうかがっている。
すると、その伊東に移籍後初ゴールが生まれる。24分、センターバックのヴォウト・ファエスが素晴らしい持ち上がりを見せ、右サイドにパスを供給。受けた味方がアーリークロスをボックス内に送ると、伊東はヘディングシュートをゴール左に沈め、今季まだ勝てていないチームにとって貴重な先制点を決めた。

しかし後半スタッド・ランスは人数不利に陥ってしまう。63分、ピッチ中央でジオン・ロピがスライディングからボールを奪う。しかし足裏を見せた危険なタックルと判断され、VARでの確認が入るも、判定は変わらず一発レッドでの退場となってしまう。

10人となったスタッド・ランスだが、やはり厳しい。戦力はリヨンが上であり、さらに人数不利となれば防ぎきれない。終盤86分ムサ・デンベレに同点弾を決められており、追い付かれてしまった。

結局1-1でのドローで試合終了の笛が鳴った。チーム力の差を考えれば悪くない結果だが、失点の原因となってしまったのが自らのミスだ。これで今季初白星を逃しており、次節アンジェ戦では今度こそ勝ち点3獲得なるか。

スタッド・ランス 1-1 リヨン

[得点者]
24分 伊東純也(スタッド・ランス)
86分 ムサ・デンベレ(リヨン)

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