アーセナルが駆け込み補強へ ペペ抜けたサイドに“ウクライナのネイマール”が加わる?

シャフタール・ドネツクでプレイするミハイロ・ムドリク photo/Getty images

エヴァートンも興味を示している

夏の移籍期間も残りわずかとなったが、今夏の移籍市場で大きく動いたアーセナルはまだ補強を進めたいと考えているようだ。

英『football.london』によると、そのターゲットの一人はシャフタール・ドネツクのMFミハイロ・ムドリク(21)だという。

シャフタール・ドネツクの下部組織出身のヤング・タレントで、ウクライナのフル代表ではすでにデビューを飾っている。そのスタイルから「ウクライナのネイマール」と呼ばれている。

同紙によるとムドリクは人気銘柄であり、エヴァートンも関心を寄せているようだ。アーセナルはムドリクの代理人に同選手について問い合わせを行っており、獲得するのであれば3000万ポンド(日本円にして約49億円)を用意する必要があると伝えられたという。決して安くない値段だが、ニコラ・ペペが抜け頭数が減ったサイドのクオリティを高めるのであれば悪くない投資になる。

左サイドを主戦場とする右利きのドリブラーで、狭いエリアを苦にしないテクニックとスピードを持っている。昨季リーグ戦で6アシストを記録したようにパスセンスに長けており、得点に関与することも可能だ。アーセナルの左サイドはガブリエウ・マルティネッリがおり、ブラジル代表FWとポジションを争うことになる。

しかしアーセナルは中盤に怪我人が続出したことで、MFとサイドアタッカーの両取りは難しくなったと英『The Athletic』が伝えている。実際に補強が急務なのは守備的MFであり、サイドアタッカーは今後の移籍市場に後回しにされる可能性がある。

ウクライナで輝きを放つムドリク。21歳と期待されているヤング・タレントであり、今後はどのクラブでプレイするのだろうか。

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