バイエルンに到着した福井に独紙は「新たな香川」と歓迎 ムシアラのようにセカンドチームから這い上がれるか

すでにバイエルンでトレーニングに参加している福井大智photo/Getty images

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2004年生まれの18歳だ

ブンデスリーガの絶対王者であるバイエルン・ミュンヘンから関心を寄せられているサガン鳥栖のMF福井太智(18)。正式な発表はまだだが、すでにドイツへ飛びバイエルンでトレーニングを行っているようだ。

独『Bild』は「新たなバイエルンの香川だ」とすでにドイツでトレーニングに励んでいる福井の写真を掲載している。独紙は福井を日本の宝石と称賛しており、現在はベルギーのシント・トロイデンでプレイし過去にはバイエルンのライバルであるボルシア・ドルトムントに所属した香川真司に例え、大きな期待を寄せている。

福井は今後、現役時代はバイエルンやマンチェスター・シティ、マラガでプレイしたマルティン・デミチェリスがコーチを務めるセカンドチームに所属すると見られている。
バイエルンのセカンドチームはレギオナルリーガと呼ばれるドイツの4部に相当するリーグで戦っている。アマチュアリーグであり、北部、北東部、西武、南西部、バイエルンの5つにリーグが分かれている。昨季セカンドチームはバイエルンの2位でシーズンを終えている。今季は苦戦気味で、9試合消化して3勝4分2敗となっている。

対戦相手が同じく若手ではなく、体が出来上がった大人というのは福井に大きな良い影響を及ぼすだろう。フィジカルや経験で大きく上回る中堅やベテラン相手にどのように立ち回るかは、成長するために必要な要素になる。

現在トップチームでプレイするジャマル・ムシアラはこのセカンドチームからトップチームに昇格している。狭き門であることは間違いないが、今後の活躍に期待だ。

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