冷静にゴール前で魅せた栗原イブラヒムジュニア 福島の勝利を決定づける移籍後初得点

福島が相模原に勝利した(写真はイメージ)photo/Getty Images

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終盤にチームの3点目を奪う

台風の影響で延期されていたJ3第20節のSC相模原と福島ユナイテッドFCの一戦は30日に行われ、3-1で福島が勝利した。チームの3点目となる加入後初ゴールを記録したストライカーが栗原イブラヒムジュニアだ。

試合はスコアレスで前半を折り返し、46分に福島は途中出場のFW長野星輝が先制点を奪う。一度は同点に追いつかれるものの、82分にFW森晃太がPKを決めて勝ち越しに成功し、迎えた87分、栗原に絶好のチャンスが訪れる。

高い位置でボールを奪った福島がカウンターを仕掛けて中央左でフリーになっていた栗原へとボールが渡る。相手GKの柴崎貴広が飛び出してきたことを確認すると、ループ気味に浮かせてゴールネットを揺らし、リーグ初得点を決めてみせた。
ゴール前での落ち着きと技術の高さを見せたゴールとなった。2020年に三菱養和SCユースから清水エスパルスへ加入し、アスルクラロ沼津やJFLの鈴鹿ポイントゲッターズへと武者修行するものの、得点を決めることができず。今季は清水でルヴァンカップに出場してプロ初ゴールを記録する。

7月からは育成型期限付き移籍で福島へ加入し、5試合目となる今節に加入後初ゴールが生まれた。自身のポテンシャルの高さを発揮してチームの勝利を決定づける貴重な1点を奪った。

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