今季のリヴァプールが見せる前半の“悪癖” 劇的逆転勝利も失点続く現状を打破するには

イサクにゴールを決められるリヴァプール photo/Getty Images

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前半での失点が多い今季のリヴァプール

プレミアリーグ第5節でリヴァプールはニューカッスルと対戦。前半に1点をリードされる展開となったが、後半にロベルト・フィルミーノとファビオ・カルバーリョの得点で2-1と逆転勝利を飾った。今季は前節のボーンマス戦以外失点を喫しているリヴァプールだが、この試合でも相手に先にゴールを許してしまった。

今試合は前半からボールを保持してチャンスをうかがうリヴァプールだったが、決定機を作るまでには至らず。多くの時間でボールを支配するものの、ゴールを奪えないでいると、38分にニューカッスルへと新たに加入したアレクサンダル・イサクに得点を決められてしまう。

今季のリヴァプールはここまで先制点を与えてしまう試合がほとんどだ。第1節・フラム戦では32分にアレクサンダー・ミトロビッチに決められ、第2節・クリスタル・パレス戦でも隙を突かれて32分にウィルフレッド・ザハにゴールを許した。初黒星を喫したマンチェスター・ユナイテッド戦でも16分に先制されるなど、今季5試合を戦い4試合で先に失点し、そのうち3点が30分台である。
ボールを持ちながらもチャンスを作れずに相手FWのスピードやパワーに屈するパターンが多い。ディフェンスラインから中盤にかけてケガ人が多い中で、前半半ばあたりでの攻守の切り替えがより重要となってくる。早々に得点したボーンマス戦は力で乗り切っており、決め切る部分もより精度を高めていく必要があるだろう。この悪癖は一刻も早く治したいところだ。

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