移籍後3試合で2ゴール関与の大活躍 リキ・プッチは”MLSのイニエスタ”になれるか

リキ・プッチは早くも2ゴールに関与している photo/Getty images

バルセロナを飛び出した23歳のプッチ

バルセロナの若手は非常に優秀であり、下部組織出身でいえばガビはすでにトップチームに定着している。ラス・パルマスからやってきたペドリも素晴らしく、ガビとペドリの中盤は今後長くバルセロナを支えることになるだろう。

彼らと同じく中盤で期待されていたのはリキ・プッチだ。18-19シーズンのプレシーズンマッチで高く評価され、その後もトップチーム帯同。キケ・セティエン政権では重宝されていた。しかし新監督ロナルド・クーマンがやってくるとプレイタイムは減少し、そこで落ちた評価は今でも変わっていない。

そんなプッチは今夏新天地を目指した。それがアメリカのメジャーリーグサッカーである。チチャリートことハビエル・エルナンデスや元バイエルン・ミュンヘンのドウグラス・コスタがプレイしており、欧州サッカーに馴染みのあるスター選手が集まっている。

プッチはすでに3試合で起用されており、ニューイングランド・レボリューション戦で1アシスト、トロントFC戦で1ゴールとすでに2得点に関与する大活躍を披露している。

どちらもプッチの才能が本物であると証明するプレイだった。ゴールの場面では推進力のあるドリブルでボールを運び、ボックス外からミドルシュートを突き刺している。

英『Football365』では素晴らしいアメリカでのスタートを称賛しており、MLSの歴史の中で最も成功する選手の一人になる可能性を秘めていると称賛している。次節は5日のカンザスシティ戦となっており、プッチのゴールに期待だ。

※記事中に誤りがございました。元バイエルン・ミュンヘンの選手についてドウグラス・ルイスとなっておりましたが、正しくはドウグラス・コスタでした。ここにお詫びし訂正させていただきます。

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