注目は伊東純也だけにあらず アーセナルからの使者が《シュート10本で4ゴール》と止まらない

イングランド世代別代表でプレイするバログン photo/Getty Images

スタッド・ランスで快調なスタート

今夏に日本代表FW伊東純也が選んだ新天地は、フランス1部のスタッド・ランスだった。ベルギーのヘンクで結果を出し、満を持しての欧州5大リーグ挑戦だ。

そのスタートは快調で、すでに伊東は2ゴールを記録。持ち前のスピードはフランスでも通用しており、このあたりはベルギーでの経験が活きているのだろう。

だが、スタッド・ランスで注目すべきは伊東だけではない。早くも4ゴール2アシストを決めている21歳のFWフォラリン・バログンにも注目すべきだろう。

バログンといえばアーセナルの下部組織から出てきた逸材で、アーセナルのトップチームでも活躍が期待されている選手だ。今夏はスタッド・ランスにレンタル移籍することになり、リーグ・アンでいきなりその才能を披露している。

バログンはここまでシュート10本で4ゴールを奪っており、その精度は悪くない。このうち2本はPKとなっているものの、それでもこの精度は注目すべきだろう。この4ゴールは現在のリーグ得点ランキングで4位タイとなっており、例えばバログンより1点多い5ゴールを奪っているパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペの場合は26本もシュートを打っている。

まったくタイプは異なるが、伊東はヘンクでナイジェリアの超大型FWポール・オヌアチュと見事な連携を築いていた。ここまでスタッド・ランスが決めた9ゴールのうち6点をバログンと伊東が決めているため、是非とも2人には良い関係を築いてほしいところだ。

バログンの場合は将来的なアーセナルでの活躍にも期待がかかり、リーグ・アンでのスタートをアーセナルサポーターも喜んでいるはずだ(数字は『WhoScored』より)。

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