10人のシュトゥットガルトで遠藤航が奮闘! 伊藤、吉田もフル出場の一戦は白熱ドロー

先制点を記録したヒューリッヒ photo/Getty Images

またしても初勝利はおあずけに

ブンデスリーガ第5節、シュトゥットガルトはシャルケと対戦。シュトゥットガルトは遠藤航と伊藤洋輝、シャルケは吉田麻也が先発でピッチに立った。

開幕4戦でお互いに勝ちがなく、お互いに是が非でも勝点を取りたい一戦。しかしボールはよく動くものの、序盤はお互いに決め手を欠いたまま時間が進む。しかしスコアが動いたのは18分、シャルケ守備陣のミスをついてサイラスがボールを奪うと、パスを受けたヒューリッヒが蹴り込んでシュトゥットガルトが先制した。

しかし直後の21分、今度はシュトゥットガルトのビルドアップのミスをシャルケが突き、最後はドラクスラーのショートパスからテロッデが決めてシャルケが取り返す。

遠藤、伊藤は素早いサイドへのフィードをたびたび見せ、シュトゥットガルトはボックスまでボールを運ぶが、ゴール前に人数をかけて固めるシャルケの守備ラインを破ることができない。サイラスが吉田を置き去りにしチャンスを迎えるシーンなどもあったが、互いに決定機を生かしきれず1-1で折り返しとなった。

後半からモーアを投入したシャルケが攻勢に出る。その後は互いに選手交代を試しながら一進一退の展開となるが、67分にシュトゥットガルトにアクシデント。ヴァグノマンが2枚目のイエローを受け退場となってしまう。

終盤はやや荒れた展開となるも、1人少なくなったシュトゥットガルトは、遠藤を中心に足を止めない守備と丁寧な繋ぎで奮闘。11人のシャルケを相手にチャンスすら作り出すが力及ばず。シャルケも終盤に訪れたチャンスを決めきることができずに1-1で勝点を分け合い、今節も両チームの初勝利はおあずけとなった。

シュトゥットガルト 1-1 シャルケ

[得点者]

18分 クリス・ヒューリッヒ(シュトゥットガルト)
21分 シモン・テロッデ(シャルケ)

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