地元出身の高卒ルーキーがJ1へと導くか J2で3位の岡山をけん引するU-19日本代表MF

ホームでの初ゴールを決めた(写真はイメージ) photo/Getty Images

町田戦で1得点を記録

終盤戦を迎えるJ2で勢いを加速しているクラブがファジアーノ岡山だ。現在J2で16勝12分6敗と4連敗中のベガルタ仙台をかわして3位に踊り出た。2位のアルビレックス新潟とも勝点5差と、まだまだJ1自動昇格も十分にあり得るだろう。

J2第34節ではJ1参入プレイオフ圏進出を狙う9位・FC町田ゼルビアと対戦。2-0と勝利して3連勝を飾った今試合で2点目を決めるなど、岡山をけん引するMFが18歳の佐野航大である。

今試合も[4-4-2]の左サイドハーフで先発出場した佐野。1点をリードした54分にミドルシュートでゴールネットを揺らしてチームを勝点3に大きく近づける得点を奪ってみせた。足元の技術に加え、正確なパスやボール奪取能力の高さも秀でているMFはJ2の舞台で自身のポテンシャルを存分に発揮しているのだ。

そんな佐野は今季米子北高校から加入したばかりの高卒ルーキー。1年目からすでに22試合に出場して2得点2アシストを記録する18歳は、今後の成長にも大きな期待を寄せられている。

また佐野は10日から始まるAFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選を戦うU-19日本代表にも選出。日の丸を背負って戦う期間は岡山から離脱となってしまうものの、勢いを増すチームに戻ってさらに加速させる存在となれるだろう。地元出身の逸材が岡山をJ1昇格へ導けるか。

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