今週末の欧州リーグも盛り上がりを見せた。ブンデスリーガでは鎌田大地と堂安律がゴール、久保建英もアトレティコ・マドリード相手に躍動しており、5大リーグに出場した選手の結果を振り返る。※評点はデータサイト『Whoscored.com』より
『プレミアリーグ』
冨安健洋(アーセナル)
途中出場 80分IN
(マンチェスター・ユナイテッド 3-1 アーセナル)
評点6.2
ユナイテッドとの大一番でも冨安はベンチスタートとなった。ピッチに立てば悪くないパフォーマンスを披露するが、やはり怪我もあって起用に慎重になっているのか。ミッドウィークからELのグループステージがスタートすることになり、9日のチューリッヒ戦では先発に期待したい。
三笘薫(ブライトン)
出場なし
(ブライトン 5-2 レスター)
評点なし
『リーガ・エスパニョーラ』
久保建英(レアル・ソシエダ)
途中出場71分IN
(レアル・ソシエダ 1-1 アトレティコ・マドリード)
評点6.0
アトレティコとの大一番で久保はベンチスタート。後半から投入され新加入のウマル・サディクとまずまずは連携を見せた。オフサイドとなったが相手のタイミングをずらすラストパスを供給しており、コンディションは悪くなさそうだ。
『ブンデスリーガ』
原口元気(ウニオン・ベルリン)
途中出場85分IN
(ウニオン・ベルリン 1-1 バイエルン・ミュンヘン)
評定6.0
5分ほどと短いプレイタイムとなったが、ドイツ王者バイエルン相手に1-1と大健闘を見せた。今季のウニオンはここまで3勝2分と無敗をキープしており、5試合終えて4位と好成績を残している。
吉田麻也(シャルケ)
先発フル出場
(シュツットガルト 1-1 シャルケ)
評点7.2
ここまでCBでコンビを組んでいたマリック・ティアウがミランへ移籍し、シュツットガルト戦はセップ・ファン・デン・ベルフと吉田はコンビを組むことに。そのファン・デン・ベルフのミスから失点を喫してしまっており、連携面はより深めていく必要がありそうだ。
伊藤洋輝・遠藤航(シュツットガルト)
共に先発フル出場
(シュツットガルト 1-1 シャルケ)
評点6.5、7.2
伊藤と遠藤は開幕から5試合連続での先発フル出場となった。両者ともに強みを生かしており、伊藤は得意の左足からチャンスを創出、遠藤は球際の強さを生かし空中戦では5勝と素晴らしいスタッツを残した。
堂安律(フライブルク)
途中出場46分IN
(レヴァークーゼン 2-3 フライブルク)
評点7.5
後半から投入された堂安が貴重な決勝点を挙げ、フライブルクが3連勝を達成。チームはこれで首位に浮上し堂安は独『Kicker』の第5節ベストイレブンに選出されている。
鎌田大地・長谷部誠(フランクフルト)
鎌田は先発フル出場
長谷部は出番なし
(フランクフルト 4-0 ライプツィヒ)
評点8.1、評点なし
前節ブレーメン戦に続いて4ゴールとフランクフルトの攻撃力の高さが目立っている。その中心にいるのが鎌田で、4試合連続でのゴール関与となる。どの局面でも鎌田が際立っており、チームの王になりつつある。
板倉滉(ボルシアMG)
先発53分 レッドカードでの退場
(ボルシアMG 0-1 マインツ)
評点6.0
前節はバイエルン相手に健闘を見せた板倉だが、今節マインツ戦ではレッドカードでの退場に。決定機阻止の一発退場であり、手で抱え込んでしまったことで印象を悪くしてしまったか。
浅野拓磨(ボーフム)
先発フル出場
(ボーフム 0-2 ブレーメン)
評点6.3
開幕から全敗とボーフムの状態は深刻だ。失点数はリーグワーストの15点、得点数も最少の3点と厳しい。浅野は全試合先発となっているが、ここまでノーゴールであり、次節シャルケ戦では浅野のゴールでチームに白星を届けることができるか。
『リーグ・アン』
伊東純也(スタッド・ランス)
先発フル出場
(スタッド・ランス 1-1 RCランス)
評点6.0
伊東はスタッド・ランスですでに自身の地位を確立しており、これで4試合連続でのスタメンとなった。3試合連続でのゴールとはならなかったが、前線で違いを生み出しており、勝ち点獲得に貢献している。
川島永嗣(ストラスブール)
出場なし
(ブレスト 1-1 ストラスブール)
評点なし
オナイウ阿道(トゥールーズ)
途中出場46分IN
(クレルモン 2-0 トゥールーズ)
評点6.1
未だ先発がないオナイウだが、確実にプレイタイムは増えてきている。初ゴールはまだ挙げられていないが、次節スタッド・ランス戦では今季初得点に期待だ。
南野拓実(モナコ)
出場なし
(ニース 0-1 モナコ)
評点なし
チームは勝利も南野の出場機会はなかった。前節トロワ戦で初アシストと目に見える数字を残したが、フィリップ・クレメント監督を納得させるにはまだまだ時間がかかりそうだ。