「ありがたくファウルを受けることにした」 相手FWに狙われていた板倉滉の退場劇

レッドカードを提示される板倉 photo/Getty Images

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マインツに敗れたボルシアMG

ブンデスリーガ第5節で板倉滉が所属するボルシアMGはマインツと対戦。0-1で敗れて今季初黒星を喫している。決勝点となった失点は板倉のファウルによって与えたFKだった。

欧州でのシーズンの中で初となるレッドカードを提示された板倉。味方のクリアミスが最終ラインの裏へとこぼれ、マインツのカリム・オニシウォが反応する。対応した板倉は後方から相手を倒してしまい、決定機阻止として一発退場処分となった。

ドイツ紙『Kicker』ではその状況を倒されたオニシウォが振り返っている。裏へと抜け出した時の心境について「背後から彼(板倉)が来るのは見えていた。もしかすると振り切ることもできたかもしれないけど、今回はありがたくファウルを受けることにしたんだよ。数的有利で戦えたからね」と狙い通りだったことを明かしている。
板倉が退場したことにより、1人人数が多くなっただけでなく、そこからのチャンスをゴールにつなげて先制点を奪ったマインツ。味方のクリアミスのためオニシウォはオフサイドにはならず、マインツとしてはラッキーだった部分もあるだろう。しかし板倉としては1部の舞台で手痛い洗礼を食らった。

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