CL日本人対決は2得点に絡む活躍の守田英正に軍配! スポルティングCPが3ゴールでフランクフルトに勝利

CL初出場の守田(左から2番目)が存在感を発揮した photo/Getty Images

3ゴールを決めたスポルティングCP

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節でフランクフルトスポルティングCPが対戦。フランクフルトは鎌田大地が先発し、マリオ・ゲッツェ、イェスパー・リンドストロムの2列目を形成。長谷部誠はベンチスタートとなった。対するスポルティングも守田英正がスタメンに名を連ね、マヌエル・ウガルテと2ボランチを組んだ。

前半はフランクフルトが前線からの積極的な守備で圧力をかけると、スポルティングのミスを誘発。ボールを奪ってチャンスを作るものの、ゴールが決められない。スポルティングも前線のマーカス・エドワーズが決定機を迎えるが、GKケビン・トラップの好セーブで得点を奪うことができず、スコアレスで前半を折り返す。

すると守田を起点にスポルティングが勢いを加速させる。66分に左サイドから仕掛けるスポルティングCPは、3列目から飛び出した守田英正にクロスを入れる。ペナルティーエリア内でボールを受けた守田がクロスを送ると、逆サイドのエドワーズが待望の先制点を決めてみせる。

さらに68分には守田の鋭い縦パスからエドワーズへとつなぎ、最後はトリンコンがゴールネットを揺らして一気に2点差へと広げた。守田の飛び出しと正確なパスが結果につながり、スポルティングが大きなリードを奪っている。

持ち前のスピード感を出せずに決定機作れないフランクフルト。それでも反撃を見せていたが、次にゴールを決めたのはスポルティングだった。83分、ペドロ・ポロのクロスにヌーノ・サントスが合わせて3点目。84分には鎌田に代わって長谷部が投入され、13年ぶりのCL出場となった。しかし最後まで本拠地のヴァルトシュタディオンが歓喜を迎えることはなく、3-0でスポルティングCPが初戦を制した。守田は2ゴールに絡む活躍でフル出場を果たした。

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