26歳と5日で辿り着いた“100ゴール” ブラジルで復活したバルボサはW杯へ向かうのか

フラメンゴで活躍するガビゴル photo/Getty Images

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国内では圧巻ペースで得点量産

今月4日に行われたブラジル国内リーグのセアラー戦にて、リーグ通算100ゴール目を達成したのがフラメンゴFWガブリエウ・バルボサだ。

ガビゴルの愛称でも知られるバルボサは欧州でこそ思ったような成績を残せなかったが、ブラジルへ戻ってからはスーパースターだ。国内リーグでは213試合目で100ゴールを達成することになり、そのペースは驚異的と言える。

ブラジル『Globo Esporte』によると、バルボサは26歳と5日で国内リーグ通算100ゴールに達したことになり、これはブラジル国内リーグにおける最年少記録だという。
今季はリーグ戦23試合をこなして7ゴールとそこまでペースが上がっていないが、南米No.1を決めるリベルタドーレスでは5ゴール3アシストを記録するなど好調で、ブラジル代表メンバーに入るだけの力はあるはず。今の国内でも1、2を争うストライカーのバルボサがワールドカップメンバーに入ってくるかは1つの注目ポイントだ。

チームもリベルタドーレスでは決勝まで進んでおり、アルゼンチンのべレス・サルスフィエルドとの準決勝は2戦合計6-1と圧勝。その実力はかなりのものだ。

チームにはチリ代表のベテランMFアルトゥーロ・ビダル、アトレティコ・マドリードなどで活躍した左サイドバックのフィリペ・ルイス、チェルシーなどで活躍したDFダビド・ルイス、ブレーメンなどで活躍した技巧派ブラジル人MFジエゴ、コパ・アメリカ2019でネイマールの代役を務めて優勝に貢献したFWエヴェルトン・ソアレスなど若手からベテランまで興味深いチームに仕上がっている。

準決勝もう1つのカードはパルメイラスとアトレチコ・パラナエンセによるブラジルのクラブ同士の戦いとなり、アトレチコ・パラナエンセが勝利。ファイナルもフラメンゴとアトレチコ・パラナエンセによるブラジル同士の戦いとなるが、リベルタドーレス決勝のカードがブラジル対決になるケースはこれで3大会連続だ。南米において今はブラジルのクラブが圧倒的な力を有している。

バルボサとしては10月に予定されるファイナルを制し、勢いそのままにブラジル代表入りが理想のシナリオか。セレソンのベンチに置いても面白い選手だが、国内で高い評価を手にしたバルボサはカタールへやってくるか。

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