久保&D・シルバ“マジシャンコンビ”で獲得したPKが決勝点 プレミア4連勝中ユナイテッドをレアル・ソシエダが撃破

敵地で堂々としたパフォーマンスを披露する久保建英 photo/Getty images

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久保がオールド・トラッフォードを支配した

ELグループE初戦マンチェスター・ユナイテッド対レアル・ソシエダの一戦が行われた。日本代表久保建英は新加入ウマル・サディクと2トップを組む形で先発に。

主導権を握ったのはホームのユナイテッドだ。序盤はラ・レアルがボールを支配していたが、ユナイテッドのあえて待つ守備に苦戦。考えられるパスコースを消し、ラ・レアルのビルドアップでミスが出たところを突いてカウンターからゴールを目指す。前線にスペースがあればクリスティアン・エリクセンのパスが光り、快足を武器とするアンソニー・エランガやアントニーがラ・レアルの守備陣を苦しめた。

後半試合が動く。久保からパスを受けたダビド・シルバがボックス内からシュートを放つと、リサンドロ・マルティネスに当たり、これがハンドを取られラ・レアルがPKを獲得する。キッカーのブライス・メンデスは落ち着いてゴール右に沈め、アウェイチームが先制に成功する。
この場面では久保が上手さを見せた。左サイドからクロスを供給し右サイドでコーナーキックを得ると、そのリスタートからボックス内で相手を引き付け、シルバにパスを出している。元スペイン代表のレフティは狭いボックス内でフリーになっており、その後のPK獲得に久保は大きく貢献した。

終盤はユナイテッドがラ・レアルを攻め立てるも、決定打に欠き0-1とグループステージ初戦はアウェイチームが勝ち点3を得ることに。久保は2トップの一角、左ウイングと2つのポジションで輝いており、このゲームでサムライの評価はさらに上がったはずだ。

マンチェスター・ユナイテッド 0-1 レアル・ソシエダ

[得点者]
59分 ブライス・メンデス(レアル・ソシエダ)

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