主力流出続くブライトンが新星カイセドに新契約提示? 締結となれば稼ぎは“6倍以上”ララーナに並ぶトップ層に

ブライトンで躍動するモイセス・カイセド photo/Getty images

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数年は残留させたい考えか

グレアム・ポッターがチェルシーの新監督になった。今季はトーマス・トゥヘルの下で思うような成績は挙げられなかったチェルシーだが、メイソン・マウントやラヒーム・スターリング、チアゴ・シウバ、ジョルジーニョとスター選手が揃っており、ポッターが彼らにどのようなタスクを与えるのか楽しみだ。

これは冬、もしくは来夏の話になるが、ブライトンはチェルシーからの引き抜きに気を付ける必要がある。今季マンチェスター・ユナイテッドの新監督となったエリック・テン・ハーグは古巣であるアヤックスからリサンドロ・マルティネスとアントニーを引き抜いた。

英『Daily Mail』によると、ブライトンはモイセス・カイセドの引き抜きを警戒してエクアドル代表MFに新たな契約を提示する予定だという。現在は週に1万ポンド稼いでいるが、新契約が結ばれることになれば週6万ポンド以上を受け取ることになるようだ。これはアダム・ララーナやダニー・ウェルベックと同じチームでトップ層の給与になるとのこと。
中盤の核となるエンゴロ・カンテの負傷離脱が多くなっており、チェルシーがカイセド獲得に動く可能性は高い。豊富な運動量を生かした守備、鋭いタックル、攻撃時に見せる推進力のあるドリブルと、パスセンスはカンテに非常に似ている。20歳と若く、獲得となれば長くチームを支える存在になるだろう。

さらなる主力流出を防ぎたいブライトン。マルク・ククレジャ、イヴ・ビスマ、ニール・モペイ、ポッター、カイセドまで1シーズンで失えば今の強さを維持するのは難しい。カイセドもいずれはステップアップすると予想されるが、それはいつになるのだろうか。

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