エース獲得し好調バルセロナVSエース奪われ不調バイエルン 2戦合計6-0だった昨季から両チームの差は縮まったのか

今季のバイエルン・ミュンヘンは以前ほどの圧倒的な強さはない photo/Getty images

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14日にバイエルンのホームで戦うことになる

早くも14日、15日にはミッドウィーク開催のCLグループステージ第2節が行われる。注目度の高いビッグゲームが多く、その中でもバイエルン・ミュンヘン対バルセロナの一戦を見るという人は多いはずだ。

バイエルン、バルセロナ、インテル、ヴィクトリア・プルゼニのグループCは死の組といわれており、どこが決勝トーナメントへ進むかは分からない。第1節ではバイエルンがインテルに、バルセロナがヴィクトリア・プルゼニに競り勝っており、勝ち点3を積み上げた。

バイエルンとバルセロナは昨季もCLグループステージで同組になっており、昨シーズンはバイエルンが2試合ともに3-0と強さを見せつけている。バルセロナはバイエルン戦以外でも勝てず、3位でEL落ちとなった。
だが今季は昨季と状況が違う。バルセロナはバイエルンのエース、ロベルト・レヴァンドフスキをはじめ即戦力を獲得しチームを強化した。その成果はすでに出ており、リーグ戦では4勝1分と無敗を継続している。開幕のラージョ・バジェカーノ戦を除いてすべての試合で複数得点しており、直近のカディス戦も4-0と火力の高さを見せた。

対するバイエルンは不調が続いている。ブンデスリーガ開幕戦フランクフルトに6ゴール、ボーフムに7ゴールと自慢の攻撃力の高さを見せたかと思えば、ボルシアMG、ウニオン・ベルリン、シュツットガルトに連続して引き分け、現在3試合連続でのドロー決着と決定力不足が散見されている。ピースがハマれば大量得点するが、ハマらなければ物足りず、やはりレヴァンドフスキ離脱の影響は大きい。

またシュツットガルト戦では決定力以前にチャンスをそれほど作れていなかった。枠内シュート6本、ビッグチャンス2本と数字自体は悪くないが、以前までの圧倒的なバイエルンの姿はない。

14日に行われることになるバイエルン対バルセロナのビッグマッチ。第1節では共に勝ち点3を獲得しており、この一戦に敗れたとしても決勝トーナメントへの進出が難しくなることはないが、昨季はバイエルンがバルセロナを圧倒しただけに、注目のゲームとなりそうだ(データは『SofaSocre』より)。

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