ついにリーグ戦移籍後初得点を決めた札幌のファンタジスタ ブラジル人MFの復調がJ1残留の鍵となる

シャビエルは勢いに乗るか photo/Getty Images

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磐田戦で得点を記録したシャビエル

北海道コンサドーレ札幌は、J1第29節でジュビロ磐田と対戦。札幌が大量4ゴールを奪って4-0と圧勝した。この試合で今季J1初ゴールを決め、勢いに乗りたい男がガブリエル・シャビエルである。

この試合ではシャドーで金子拓郎とコンビを組んで先発出場を果たしたシャビエル。果敢に2列目からの飛び出しを見せ、札幌が1点をリードした21分にはクサビのボールを受けた興梠慎三が右の金子に展開し、折り返したボールをシャビエルが詰めてゴールネットを揺らした。

興梠にボールが入ったタイミングで、シャビエルは元にいた左サイドから中央へと入りマークを振り切る。巧みな動き出しで最後はフリーでシュートを放ち、チームを勝利へと近づける1点を奪ってみせた。
今季川崎フロンターレへと移籍したチャナティップの後釜として期待を寄せられたシャビエルだが、前線でケガ人が続出した札幌で1トップを務めるなど、自らのよさを出し切ることができず。それでも今節ようやく移籍後初となるJ1でのゴールを奪うことができたのは、シャビエル自身にもJ1残留に向けた終盤戦を戦う札幌においても重要な1点となっただろう。

巧みなドリブルや高精度のパスでチャンスメイクするファンタジスタがチームに勢いをもたらし、残留を争う札幌の救世主となる。

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