テン・ハーグ監督はマンチェスター・ダービーをどう戦う シティ戦に向けて今からでも検討しておきたい“プランB”

シティ相手にどう立ち向かうのか photo/Getty Images

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ここまでは[4-2-3-1]や[4-3-3]を採用しているテン・ハーグ監督

直近のヨーロッパリーグ・レアル・ソシエダ戦は0-1の敗戦を喫したものの、リーグ戦では未だ4連勝中のマンチェスター・ユナイテッド。試合の延期などがあり、次のリーグ戦はマンチェスター・シティ戦となるが、ここで彼らはどのような戦いを見せるのか。
 
エリザベス女王の逝去を受け、先週末に予定されていた試合が全て延期されたプレミアリーグ。今週末の試合もエリザベス女王の葬儀が行われる関係で3試合の延期が決定しており、マンU対リーズ・ユナイテッドの試合がそのうちの1つに含まれている。
 
これにより、16日に行われるELのシェリフ・ティラスポリ戦を終えるとマンUは代表ウィーク明けまで試合がない。そして代表戦終了後に迎える最初の試合はシティとのマンチェスター・ダービーとなっている。
 
英『Manchester Evening News』は、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティとの一戦に臨むとなれば、エリック・テン・ハーグ監督のゲームプランに一工夫する必要があるかもしれないと伝えている。
 
改善の余地があると指摘しているのは中盤の枚数に関して。MFブルーノ・フェルナンデスのトップ下を前提としつつ、今季ここまでのMVPと言っても過言ではないMFクリスティアン・エリクセンや、そろそろマンUで真価を発揮してほしいMFカゼミロ、エリクセンと並んでプレイするようになってから好調のMFスコット・マクトミネイを3人同時に起用するための策を提案している。
 
同メディアは、昨季途中に暫定指揮官を務めたマイケル・キャリック監督の例を出しており、チェルシー戦で彼が用いた[4-3-1-2]を取り上げている。この試合のマンUはカウンターから先制点をゲットし、許したゴールはPKによる1点のみ。1-1のドローで試合を終えている。
 
この布陣でネックなのは、攻撃的な選手を一人犠牲にしなければならない点。しかし同メディアは、シティ戦ではそれも必要なことかもしれないと諭しており、少なくともプランBとしてテン・ハーグ監督が検討すべきだろうと主張している。
 
まずはELのシェリフ・ティラスポリ戦に全力で臨むべきだが、この試合を終えればシティ戦まで約半月の時間がある。テン・ハーグ監督も打倒シティを念頭に多くの考えを巡らせるはずで、こういった奇策に目を向けてみるのも面白いだろう。

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