コンパニのミドルシュートを彷彿とさせるストーンズの同点弾 “ガラスの守備者”は怪我なくシーズンを走り切れるのか

今季もストーンズは怪我と向き合うことになる photo/Getty images

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勝利に貢献した

CLグループステージにてマンチェスター・シティはホームでボルシア・ドルトムントと対戦。プレミアリーグの試合が延期になっており、前節セビージャ戦以来のゲームとなった。

主導権を握ったのはシティだ。ボールを支配し左右に相手を揺さぶり、隙を探す。しかしドルトムントの撤退守備が非常に機能しており、隙を見つけられない。後半に入っても状況を打開できずにいると、マルコ・ロイス、ジュード・ベリンガムと2人のスターが絡んだ攻撃を防げずゴールを許し、失点。

ここでシティは雰囲気を変えるために、ベルナルド・シウバ、フィル・フォーデン、フリアン・アルバレスの3人を投入した。運動量、技術を備えたトリオはシティに流れを引き寄せるために働き、ついにジョン・ストーンズがドルトムントの守備陣を決壊させる。右サイドのボックス近い位置でボールを受けると、相手DFとの距離が遠いことを確認し、右足を振り抜く。放たれたブレ球はゴール右に突き刺さり、この日ハイパフォーマンスを披露していたGKアレクサンダー・マイヤーは触れることすらできなかった。その後シティはアーリング・ハーランドのゴールで逆転し成功し、最終的に2-1と勝ち点3を獲得している。
ハーランドや交代でピッチに投入されたトリオも素晴らしかったが、完全に流れを引き寄せたのはストーンズのミドルシュートだ。リーグ優勝を成し遂げた18-19シーズンに現バーンリー指揮官であるヴァンサン・コンパニがレスター・シティ戦で決めた土壇場でのミドルシュートに状況やポジションが似ており、またしても守備者がシティを救った。

昨季は怪我の影響でリーグ戦では14試合の出場にとどまったストーンズだが、今季は万全の状態でピッチに立っており、チームを支えている。本職のCBだけでなく、ドルトムント戦は右SBとして起用され、素晴らしいゴールで勝利に貢献した。

シティが好成績を残すには必須となる最終ラインの安定感。CBと右SBでプレイできるストーンズの存在は貴重であり、今季は離脱なく長いシーズンを走り切ることはできるのだろうか。

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