”CL通算21試合26ゴール目”は貴重な逆転弾 怪物ハーランドがアクロバティックシュート沈め古巣をKO

アクロバティックなゴールも決められるアーリング・ハーランド photo/Getty images

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シティはこれで2連勝

15日にCLグループステージ第2節マンチェスター・シティ対ボルシア・ドルトムントの一戦が行われた。シティにはドルトムント出身の選手が多く、先発ではアーリング・ハーランド、イルカイ・ギュンドアン、マヌエル・アカンジ、ベンチではセルヒオ・ゴメスが古巣戦となる。

前半ゲームを支配したのはシティだ。左右にボールを散らし相手の守備の隙を探す。しかしドルトムントの撤退守備に苦戦しチャンスを作れない。

ドルトムントは撤退守備で後方に安定感を持たせ、カウンター時は一気に前に出る。ジュード・ベリンガムの推進力のあるドリブルは大きな武器であり、体の強さを兼ね備えるイングランド代表MFがボールを進める。
後半に入ると、アウェイチームがスコアを動かす。ドルトムントが右サイドからのコーナーキックを得ると、その流れからマルコ・ロイスがシュートを放ち、ベリンガムがコースを変えて先制に成功する。

失点直後シティはフリアン・アルバレス、フィル・フォーデン、ベルナルド・シウバを投入し、攻撃に勢いをつける。すると、80分この日右サイドバック起用となったジョン・ストーンズが、ボックス外から素晴らしいミドルシュートを沈め終盤に1-1と追いつく。

この失点で浮足立ったドルトムントの守備陣にシティがさらにプレッシャーを仕掛け、ついに堅守が決壊する。カンセロが高い位置でボールを受けると、右足のアウトサイドでクロスを供給。ボックス内でハーランドが長い足を延ばし、ゴールネットを揺らす。これで2-1とシティがリードを得てハーランドはこれでCLでは21試合26ゴール目となった。

シティの攻撃をドルトムントが受け止め、シティが崩し切れなかったが、失点直後の3枚交代で一気に試合が動いた。ストーンズのミドルシュートで一気に流れがシティに来ており、今季はこういったゲームでも勝ちきれるチームになっている。

マンチェスター・シティ 2-1 ボルシア・ドルトムント

[得点者]
56分 ジュード・ベリンガム(ボルシア・ドルトムント)
80分 ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
84分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)

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