三笘薫と南野拓実による“日本代表左WG争い”の行方は? 所属クラブで出場機会少ない両者の懸念点

先発は南野が務めるのか photo/Getty Images

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主力の座を奪うのは誰だ

9月にドイツ遠征でアメリカ代表とエクアドル代表と戦う日本代表のメンバーを発表した。FW陣にはFIFAワールドカップのアジア最終予選を戦ったメンバーに加え、前田大然ら海外で活躍するプレイヤーに町野修斗らE-1選手権で活躍した選手も選出された。

そんな中で基本フォーメーションである[4-1-2-3]の左ウイングは誰が務めるだろうか。アジア最終予選では南野拓実が務めていたが、終盤には切り札の役割で三笘薫も起用されており、彼のゴールで日本代表はW杯行きを決めている。どちらも異なるストロングポイントを持つFWなだけに森保一監督の采配に注目が集まる。

最大の懸念点はどちらも所属クラブで出場機会を得られていない点だ。今季リヴァプールからモナコへと移籍した南野だが、リーグ・アンではここまで3試合に出場して無得点。アシストを1つ決めているものの、ベンチに座る機会も多い現状だ。
さらに三笘もブライトンへ戻ってから南野以上に出場機会を与えられておらず。ここまでプレミアリーグで4試合に出場も先発は一度もなく、スタメンはカラバオカップでの1試合のみ。レアンドロ・トロサールやペルビス・エストゥピニャンと左サイドを務める戦力は多く、現状2番手から3番手に甘んじている。

どちらも出場機会が少ない中、日本代表ではコンディション面をどれだけ戻すことができるか。彼らの席を前田大然や相馬勇紀といった攻撃陣も狙っており、定位置争いは加熱していくだろう。

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