浦和戦で2ゴール、鳥栖戦では貴重な同点弾 好調の助っ人が鹿島の得点源となれるか

3試合3ゴールのカイキ photo/Getty Images

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ヘディングで同点弾をゲット

鹿島アントラーズはJ1第30節でサガン鳥栖と対戦。1点をリードされる展開も後半に追いつき、1-1のドローで試合を終えた。同点弾を決めたのは鈴木優磨と2トップを組んで先発出場したアルトゥール・カイキだ。

前半に鳥栖の宮代大聖にゴールを許し、1点ビハインドで前半を折り返した鹿島。すると後半早々に鹿島が猛攻を仕掛け、59分には広瀬陸斗のクロスにアルトゥール・カイキが頭でゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。試合はそのまま互いに譲らず最終的に決着はつかなかった。

これで5試合で4分1敗と勝利のない鹿島は、暫定5位となっている。それでも第28節の浦和レッズ戦で2得点を決め、今節は殊勲の同点弾を決めたカイキが、上昇への起点となれるだろうか。
特に鹿島は上田綺世移籍後、次なる得点源の確保に苦しんでいる。鈴木はチャンスメイクも得意としており、上田のような天性のストライカーとコンビを組むことでさらによさを発揮する。エヴェラウドや新加入のエレケら助っ人FWは存在するものの、自身のポテンシャルを発揮するに至っていない。そんな中で得意なヘディングを武器に得点を決められるカイキが最前線からチームをけん引していく。

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