アラウホから感じられるバルセロナへのリスペクト スペインメディアは“NEWプジョル”と呼び偉大なレジェンドと比較

バルセロナをリスペクトするロナウド・アラウホ photo/Getty images

エルチェ戦での行動に注目が集まった

17日のエルチェ戦に勝利し、これでリーグ戦では5連勝達成のバルセロナ。10月にはレアル・マドリードとのエル・クラシコを控えており、そこまで無敗を継続したい。

そんなエルチェ戦ではDFロナウド・アラウホのある行動にスポットライトが当てられた。[4-3-3]の右センターバックとして出場したアラウホは前半アディショナルタイムにボールを追いかけ、ピッチ外まで行くとバルセロナのクラブエンブレムを飛び越えるシーンがあった。

「私はクラブをリスペクトしています。ファンなので、できる限り踏まないようにジャンプする」

エルチェ戦に出場したアラウホは試合後の西『SPORT』のインタビューにてクラブへの愛を語っており、同紙ではバルセロナの偉大なキャプテンであるカルレス・プジョル氏とアラウホを重ねている。

プジョルはバルセロナで593試合、スペイン代表として100キャップを数えるレジェンドであり、クラブの一時代をCBとして支えた。守備能力の高さもそうだが、プジョルが高く評価されていたのは人間性の部分だ。常に相手をリスペクトしキャプテンとしてチームをけん引する。

アラウホは今後NEWプジョルとしてクラブから愛される選手になるだろう。188cmの恵まれた体格とスピードを武器に守備面では安定したパフォーマンスを披露しており、CBだけでなく右サイドバックとして起用される場面もある。実力は十分であり、プジョルのような人間性を備えていればサポーターやクラブ、チームメイトから愛されないはずがない。

※記事中に誤りがございました。CLグループステージも合わせると7連勝と記載しましたが、14日のバイエルン・ミュンヘン戦で0-2と敗れています。ここにお詫びし訂正させていただきます

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