「三笘は新指揮官にとって重要な存在となる」 新体制のブライトンにてスペインメディアから期待を寄せられる日本代表MF

ブライトンでの活躍に期待集まる三笘 photo/Getty Images

イタリア人監督を招へい

プレミアリーグ開幕から1ヵ月でまさか指揮官が交代する事態になるとは、プレシーズン中には考えもしなかっただろう。チェルシーへと引き抜かれたグレアム・ポッター監督の後釜として、ブライトンの指揮官へと迎え入れられた男がロベルト・デ・ゼルビだ。

セリエAで監督キャリアを歩んできたイタリア人指揮官は、17-18シーズンにベネヴェント、翌年からはサッスオーロで監督に就任してチームを躍進させる。特にサッスオーロではボールを保持して攻める戦術を遂行し、19-20シーズンから2年間で8位に導くなど、その手腕は注目されていた。

昨季はシャフタール・ドネツクの監督に就任してリーグタイトルを獲得するものの、ロシアによる侵攻によって1年でクラブを離れることに。フリーの状態で今夏を迎えたが、ポッター監督が引き抜かれたブライトンが白羽の矢を立てて、チームの再建を託された。

そんな指揮官に対してスペイン『bdfutbol』は「彼が実践するスタイルは明確で、長くボールを支配、素早い攻撃、ボールを奪われた後のプレッシャーであり、ポッターのブライトンに似ていますが、同じではない」とスタイルについて分析。「 一部のプレーヤーは卓越性を失う可能性はあるが、他のプレーヤーは特長を発揮できるかもしれない。もし(活躍する選手を)賭けなければならないとするなら、ウンダフと三笘は新指揮官にとって重要になるだろう」とポッター前監督時よりも三笘にチャンスがあるのではないかと報道している。

デ・ゼルビ監督は過去にもシステムは[4-2-3-1]を採用しているため、これをブライトンでも使うのであればウイングバックでの出場は減っていくだろう。2列目の3人の出場争いは熾烈を極めるが、チャンスを生かしてプレミアリーグでの経験を積めるかも注目だ。

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