シティプレミア3連覇の対抗馬はどこ? ロドリは「優勝候補と見ている」と天敵を警戒

今季のマンチェスター・シティを止めるのはどこになる photo/Getty images

互いに強力なチームが出来上がった

開幕から5勝2分と無敗をキープしているマンチェスター・シティ。今季はアーリング・ハーランドが加わったことでとくに攻撃力が強化されており、7試合で23点を奪っている。もちろんリーグトップの得点力であり、19-20シーズンに記録したシーズン100ゴール越えは現実的か。

そんなシティのプレミア3連覇を阻止するのはどこなのか。シティのアンカーを務めるロドリは伊『Gazzetta dello Sport』にてアントニオ・コンテが率いるトッテナムが最大のライバルになると主張している。

「(トッテナムは)素晴らしいチームを作り、明確な考えを持ってそれを完璧に伝えられる監督がいる。彼らは自分たちが何をする必要があるのか知っているし、正確に実行している。私はスパーズが優勝候補と見ている。コンテのキャリアがそれを物語っている」

スパーズはシティ同様にここまで5勝2分の無敗だ。2-2で引き分けたチェルシー戦は難しいゲームとなったが、終盤に追い付き勝ち点1を獲得している。今季のスパーズは取りこぼさないチームであり、1-0と勝利したウルブズ戦のようなゲームを拾えれば自ずと勝ち点は伸びる。

ロドリはコンテの手腕を称賛しており、実際にコンテ就任後スパーズは強くなった。ライアン・セセニョンのような前政権では出番がなかった選手を復活させるのもそうだが、昨季の冬、今夏と的確な補強を見せている。攻撃陣はリシャルリソンが加わってさらに強くなり、ウイングバックはイヴァン・ペリシッチを獲得した。ペリシッチはインテル時代からコンテを知る人物で、リーグ戦ではすでに3アシストを記録している。

ロドリがスパーズを称賛するのはシティとの直接対決で負かされた記憶が多いからだろう。昨季のリーグ戦はシーズンダブルで敗れており、堅守を崩せず、カウンターを止められなかった。

今季はハーランドが加わり、相手の堅守を崩せる算段は立った。直接対決は延期となったが、この2チームはどこまで無敗を継続するのか注目したい。

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