MLSで《11戦8ゴール》と制御不能 28歳でユーヴェからアメリカへ向かった男が止められない

トロントで活躍するベルナルデスキ(左) photo/Getty Images

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その実力はトップクラス

28歳とまだまだ欧州トップレベルで戦える状態にあったはずだが、ユヴェントスでプレイしていたMFフェデリコ・ベルナルデスキは今夏にアメリカ・MLSへ向かう決断を下した。

欧州クラブからのオファーもあったようだが、ベルナルデスキが契約を結んだのはMLSのトロントFCだ。かなり早い決断とも言えるが、ベルナルデスキはMLSの環境に大きな可能性を感じていると語る。

「僕のユヴェントスでの旅は終わったと思う。多くのクラブと話したけど、トロントはすべてがスムーズに進んだんだ。MLSには素晴らしい未来があると思う。トロントだけでなく、リーグ全体に非常に大きなプロジェクトがある。これはサッカー界全体にとって良いことだよ。特に北米のスポーツ界にとってはね。見ているのも楽しいし、そこでプレイするのも楽しいんだ」(『90min』より)。
イタリア代表としてもプレイしてきたベルナルデスキの実力は確かで、トロントに加入してからはリーグ戦11試合で8ゴール2アシストと手がつけられない状況となっている。MLSのレベルが上がっているとはいえ、やはりユヴェントスでプレイしてきたベルナルデスキのような選手を抑えるのは難しいのだろう。

こうした実力者を加えてリーグ全体を盛り上げると同時に、自国の若手を育成していく。それがMLSのテーマの1つでもあり、トロントのファンはベルナルデスキのパフォーマンスを大いに楽しんでいることだろう。

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