WEリーグの新理事にアルビレックス新潟MF島田譲 史上初の現役プロサッカー選手が就任

新潟でプレイする島田 photo/Getty Images

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2年目を迎えるWEリーグ

アルビレックス新潟は29日、日本女子サッカーリーグ(WEリーグ)の定時社員総会にて島田譲が理事に選任されたと発表。現役のJリーガーが初めてWEリーグ理事を務めることとなった。

島田は2013年に早稲田大学からファジアーノ岡山へと入団し、初年度から試合に出場すると、2015年にはJ2で31試合に出場した。2016年限りでチームを退団すると、2017年から加入したV・ファーレン長崎でJ1昇格に貢献。J1でも20試合を経験し、2020年から加入した新潟では主力として活躍しており、今季J2で首位を走るチームで中盤に君臨し、ここまで30試合2得点3アシストを記録する。

WEリーグで現役のプロサッカー選手が理事を務めるのは初の試みであり、新たな挑戦を行う。理事に選ばれた島田は公式にて「WEリーグの現状をしっかりと見つめ、日本中の子どもたちがJリーグと同じように、またはそれ以上にWEリーグにも憧れや夢が持てる舞台になっていくように、役割を果たしたいと思います」コメント。さらに「現役の選手だからこその視点を大切にして、自分の想いや考えを伝えながら、WEリーグの発展に力を尽くしていきます」と話しており、現役選手としての目線に期待が寄せられる。
昨季から開幕して2年目を迎えるWEリーグ。任期満了で退任した岡島喜久子氏に次いで新たに髙田春奈氏の就任が決定した。現役選手の理事就任という新たな試みを経てどのように変化していくのか。2年目のWEリーグにも注目だ。

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