仙台が吉野恭平の負傷離脱で今季絶望 プレイオフでJ1昇格狙うチームに痛い離脱

昨季主力となった吉野恭平 photo/Getty Images

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2020年からチームに加入した

ベガルタ仙台は29日、吉野恭平が離脱することを発表した。全治まで4ヵ月がかかる見込みであり、今季中での復帰は難しそうだ。負傷した吉野は27日に仙台病院内で手術を行い、左膝外側半月板損傷と診断され、全治まで4ヵ月と発表している。

2013年に東京ヴェルディのアカデミーからトップチームへと昇格した吉野は、初年度のJ2で9試合に出場し、2年目には14試合1得点を記録。その活躍が認められて14年途中にはサンフレッチェ広島へと加入するも出場機会は得られず。2016年途中から京都サンガF.C.へ期限付き移籍すると翌年にレギュラーとして活躍し、34試合に出場。広島へ復帰すると、J1でも2年間で34試合プレイした。

2020年に加入したベガルタ仙台では、昨季31試合に出場するもJ2に降格。今季は途中出場が多い中、ここまでJ2で23試合2得点を記録していた。ボールコントロールを持ち味とする吉野は、センターバックやボランチで存在感を見せ、ボール奪取にも長けたDFだ。今季序盤はボランチで先発出場していた吉野だが、第21節の徳島ヴォルティス戦でセンターバックでもスタメンに名を連ねた。
序盤戦は上位を走っていた仙台だったが、徐々に勢いにブレーキがかかると5連敗を喫して順位は6位とJ1参入プレイオフ圏ぎりぎりをさまよっている。監督交代に踏み切るなど、難しいシーズンを過ごす仙台で、守備の選択肢が1人減ってしまったのは痛いだろう。残り4試合で昇格に向けて勝点を重ねることができるか。

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