代表で好パフォーマンスを見せたマンUのサイドバック3人衆 マンチェスター・ダービーでも鍵を握る存在となる?

チェコ戦で2ゴールを決めてきたダロト photo/Getty Images

マンUは2日にシティと対戦

今季はDFディオゴ・ダロト、DFタイレル・マラシア、DFルーク・ショーの3選手がメインとなっているマンチェスター・ユナイテッドのサイドバック。彼らは先日行われたUEFAネイションズリーグの試合でそれぞれ好パフォーマンスを見せており、良い状態で代表ウィーク明けの試合に臨むことができる。
 
今季からマンUの新指揮官に就任したエリック・テン・ハーグ監督は、リーグ開幕戦でショーとダロトの2人を両SBでスタメン起用。しかし、第3節リヴァプール戦からは新戦力のマラシアをショーに代えて左SBのスタメンに抜擢している。
 
これ以降マンUはリーグ戦4連勝と好調を維持していたが、代表ウィーク明け最初の試合はマンチェスター・シティとのダービーマッチ。約1ヵ月ぶりに迎えるリーグ戦がリヴァプール戦、アーセナル戦と同等、もしくはそれ以上の大一番となるが、幸いにもこの3人のSBは各代表チームで有意義な時間を過ごしてきた。
 
ポルトガル代表の一員として25日のチェコ戦に先発出場したダロトは、33分にFWラファエル・レオンからの折り返しを詰めてポルトガル代表に先制点をもたらしている。さらに、52分にはボックス手前から逆足でミドルシュートを突き刺し、自身2ゴールの活躍で0-4の勝利に貢献した。
 
イングランド代表のショーは27日のドイツ戦に先発出場。試合はドイツ代表に2点のリードを許す苦しい展開となったが、ショーが71分に奪ったゴールが反撃の狼煙となり、最終的に3-3のドローでこの試合を終えた。
 
オランダ代表のマラシアは、26日のベルギー戦でDFネイサン・アケに代わって後半から投入されている。本職ではない3バックの左に入るなど新たな可能性を見せ、1-0の勝利に貢献した。
 
さらにマラシアは、このベルギー戦の前にも好プレイを見せていた。『ESPN』のオランダ版はオランダ代表のトレーニングの様子をSNSでアップしており、そこでマラシアは見事なアウトサイドシュートをゴールに流し込んでいる。これにはオランダ代表指揮官のルイ・ファン・ハール監督も「オー、マラシア!」と感嘆の声をあげており、これがベルギー戦の起用に影響を及ぼした可能性もある。
 
マラシアに関してはあくまでトレーニング内での出来事だが、代表活動の中で素晴らしいゴールを決めたマンUのサイドバック3人衆。シティ戦では好調の彼らが鍵を握ることになるかもしれない。

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