今季は584分間プレイして2失点 フランス代表のW杯連覇にヴァランは欠かせない

マンU2年目を迎えるヴァラン photo/Getty Images

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まだ若手には負けない実力の持ち主

今のフランス代表はセンターバック大国だ。今年に入ってから召集された選手を振り返ると、ブノワ・バディアシル(モナコ)、ダヨ・ウパメカノ(バイエルン)、リュカ・エルナンデス(バイエルン)、ウィリアム・サリバ(アーセナル)、ジュール・クンデ(バルセロナ)、プレスネル・キンペンベ(PSG)、イブラヒマ・コナテ(リヴァプール)など、ビッグクラブでプレイしている選手ばかりだ。

若手センターバックが続々と出てくることで層は厚くなっているが、やはりワールドカップ・カタール大会で期待したいのはマンチェスター・ユナイテッドのラファエル・ヴァランだ。

29歳を迎えているヴァランは貴重な前回大会優勝を知るメンバーであり、クラブでの経験値も申し分ない。若い選手が目立つチーム構成だけに、ヴァランのように経験豊富なセンターバックも必要だろう。
昨夏移籍したマンUでは1年目こそ不安定なところもあったが、今季は序盤から安定している。クラブ、代表の試合を合わせ、今季はここまで584分間プレイして喫した失点は僅か2点のみだ。

身体能力が高く、あのレアル・マドリードでも主力として活躍を続けてきた選手だ。守備能力は世界でもトップクラスで、ヴァランがマンUで調子を取り戻していることはフランス代表にとっても大きい。

ヴァランはワールドカップ連覇へ最終ラインを統率する存在となるのか。守備のカギを握るキーマンとなりそうだ。

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