ノース・ロンドン・ダービーでも決勝点をあげる活躍 アルテタ監督が明かした“ジェズス獲得成功”の要因とは

アーセナルの1トップに君臨している photo/Getty Images

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もはやアーセナルの最前線にジェズスは欠かせない

1日に行われたトッテナムとのノース・ロンドン・ダービーで決勝ゴールをあげるなど、好調アーセナルを最前線から牽引しているFWガブリエウ・ジェズス。ミケル・アルテタ監督は彼を獲得する際に行ったジェズス本人との交渉について、その内容を明かしている。
 
今夏に移籍金4500万ポンド(約73億円)でマンチェスター・シティからジェズスを獲得することに成功したアーセナル。彼はここまでのリーグ戦8試合で5ゴール3アシストを記録する活躍を見せており、現在リーグ首位に位置するチームの原動力となっている。
 
英『Daily Mail』によれば、アルテタ監督はトッテナム戦前にジェズス獲得に関する裏話を紹介。クラブのテクニカルディレクターを務めるエドゥ・ガスパール氏の存在が大きかったようだ。
 
「エドゥは彼(ジェズス)と会話をし、プロジェクトやこのクラブについての概要を説明した」
 
「エドゥは彼にこのクラブで果たすべき役割を説明した。それから私も彼と話した。この交渉はチームとして取り組んだんだ。そして彼は私たちが何をしたいのかはっきりと理解してくれた」
 
「エドゥとジェズスの関係性には助けられた。我々にはその信頼があったし、あとは彼(ジェズス)の決断次第だったからね」
 
エドゥ氏は2019年夏からアーセナルのディレクターを務めているものの、それ以前の2016年から2019年まではブラジル代表のゼネラルコーディネーターを担っていた。ジェズスがA代表デビューを果たしたのが2016年9月であることから、恐らくその間にジェズスとの関係が築かれていったのだろう。
 
現在アーセナルには、ジェズス、DFガブリエウ・マガリャンイス、FWガブリエウ・マルティネッリ、FWマルキーニョスといった4人のブラジル出身選手がいるが、エドゥ氏の“ブラジルコネクション”は今後も移籍市場におけるアーセナルの武器となるかもしれない。

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