テン・ハーグはデ・ヨングの獲得をまだ諦めていない? 1月は控え、来夏に全力投球するつもりのマンU補強プラン

リサンドロ・マルティネスやアントニーといった教え子の獲得には成功した photo/Getty Images

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デ・ヨングがマンUにやってくる未来はあるのか

今夏にバルセロナからMFフレンキー・デ・ヨングを獲得しようと試みていたものの、最終的にMFカゼミロをレアル・マドリードから獲得したマンチェスター・ユナイテッド。しかし、彼らはまだデ・ヨングの獲得を諦めておらず、中盤のさらなる強化を目論んでいるようだ。
 
今季からマンUの指揮官を務めているエリック・テン・ハーグ監督は、アヤックス時代にデ・ヨングを指導しており、いわば2人は監督と教え子という関係。マンUはそんな彼の獲得についてバルセロナと基本合意に至ったと言われているが、デ・ヨング本人がなかなか首を縦に振らず、結局彼は今もバルサに残ってプレイしている。
 
米『ESPN』によれば、テン・ハーグ監督はマンU行きを断固拒否したデ・ヨングのスタンスに気を削がれてはいないようで、来夏に再度獲得に動く可能性を否定していないという。しかし、マンUが狙っている中盤の選手は彼だけではなく、ボルシア・ドルトムントのMFジュード・ベリンガムの獲得にも動くつもりのようだ。
 
イングランド代表の若き逸材であるベリンガムには、多くのビッグクラブが熱視線を送っており、マンチェスター・シティやリヴァプール、レアル・マドリードなどが彼の争奪戦を繰り広げると予想されている。彼とドルトムントの契約は2025年までとなっているため、獲得には莫大な移籍金が必要になると見込まれているが、マンUもそれは承知のようだ。
 
彼らがデ・ヨングとベリンガムの2枚獲りを狙っているのか、もしくはどちらか一方だけでも獲得したいと考えているのかは不明だが、とにかくマンUは来夏の移籍市場で全力を尽くす意向だという。クラブの財政事情もあり、1月の移籍市場では大規模な刷新を計画していないと同メディアは伝えている。
 
マンUがこういった大物たちを獲得するには、やはりチャンピオンズリーグへの出場権を確保できるかどうかが重要になるだろう。現在は比較的こなしている試合数が少ないが、それでもリーグ戦6位と好位置につけており、この調子を維持したまま4位フィニッシュ、もしくはヨーロッパリーグ制覇を成し遂げたいところだ。

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