2ゴール1アシストの活躍でレスターを今季初勝利に導いたマディソン イングランド代表には「無理にでも入っていく」心構え

N・フォレスト戦勝利の立役者に photo/Getty Images

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マディソンは今季5ゴール2アシストと好調

攻撃的MFとしてプレミアリーグ屈指の活躍を見せているものの、イングランド代表にはなかなか招集されないレスター・シティのMFジェイムズ・マディソン。カタールW杯行きのチケットを滑り込みで手に入れることができた際は、どんな役割でも全うするつもりのようだ。
 
4日に行われた第9節ノッティンガム・フォレスト戦で4-0の勝利をあげたレスター。彼らはリーグ開幕からの7試合で1つも白星をあげることができていなかったが、ようやくリーグ最下位から脱出することに成功した。
 
この試合で最も輝きを放ったのがマディソンだ。25分にミドルシュートから先制ゴールを決めると、35分には直接FKから自身2ゴール目をゲット。73分にはFWパトソン・ダカのゴールをアシストし、2ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導いている。
 
英『Daily Mail』によれば、彼はこの試合後にインタビューを受けており、マンUのレジェンドOBであるガリー・ネビル氏から質問を受けた模様。マディソンはチームの中心にいてこそ輝く選手だと見られる向きが世間にはあるようで、イングランド代表で脇役を託すのにふさわしい選手ではなく、「良いトラベラー(遠征メンバー)にはなれない」という意見もあるという。マディソンはネビル氏からこれに対するリアクションを求められ、このように答えている。
 
「そのような意見は見たことがないが、それは僕の人格やプロ意識を疑っているようなものだし、かなり失礼な話であることは明らかだ」
 
「僕はナイーブじゃないし、(イングランド代表の)前線にトッププレーヤーがいることも知っている。だけど僕もそのカテゴリーに入ることができるトッププレーヤーだという自信と確信を持っている。『無理にでも入っていくんだ』という心構えが必要だね」
 
マディソンにとっては、2019年11月のモンテネグロ戦がイングランド代表としてプレイした唯一の試合となっており、もし11月のカタールW杯行きが叶えばサプライズ招集となる。本人は代表入りへの意気込みと脇役でも構わないという姿勢を窺わせているが、ガレス・サウスゲイト監督は彼の招集を視野に入れているのか。

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