メッシ、ネイマール、ムバッペ、ベンゼマ、ケイン……ミトロビッチも人気な“W杯得点王”は誰になる

PSGの3人は全員候補だ photo/Getty Images

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今最も状態が良いのは……

ワールドカップ・カタール大会開幕が近づいてきたが、現状のクラブと代表戦のパフォーマンスからワールドカップ得点王に最も近い選手は誰だろうか。

米『ESPN』が候補者としてリストアップしたのは、フランス代表からキリアン・ムバッペ&カリム・ベンゼマ、アルゼンチン代表リオネル・メッシ、イングランド代表ハリー・ケイン、ブラジル代表ネイマール、そしてポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドの6人だ。

この選出には賛否両論あるだろう。まずロナウドは所属するマンチェスター・ユナイテッドでも定位置を確保できていない状態にあり、近年では最も状態が悪いとも言える。ポルトガル代表のスタメン入りさえ危ういのではとの見方もあるだろう。
ケインは前回大会の得点王ではあるものの、最近はイングランド代表のパフォーマンスが上がってこない。チーム全体で得点力不足になっているところもあり、ケインの2大会連続得点王はかなり微妙なラインだ。

興味深いのは、パリ・サンジェルマンのMNMが全員選出されているところか。クラブでのパフォーマンスを考えれば、メッシ、ネイマール、ムバッペは外せない。全員が完璧に近いスタートを切っており、今の調子が続くならワールドカップにも良いメンタリティで臨めるだろう。

他に候補者はいるだろうか。SNSで人気を集めているのは、セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチ、日本代表とも対戦するドイツ代表FWトーマス・ミュラーだ。

「ミトロビッチはタイトルを争うと思う。メッシとネイマールはアシスト王の方を争うだろう」

「なぜミュラーを含めないのか。ワールドカップで2大会続けて5得点を奪ったことのある選手で、今も状態が良い」

ミトロビッチは所属するフラムでも好調で、勢いに乗ればワールドカップでも得点を量産できるだろう。気になる点があるとすれば、やはりワールドカップのような短期決戦で個人タイトルを得るには、まずチームが勝ち進んでもらう必要がある。この点はブラジル、アルゼンチン、フランス、イングランド、ポルトガルといった強豪の方が有利だ。

他にもポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキも能力は申し分ないが、ポーランド代表はグループを突破できるかさえ分からない。セルビア代表のミトロビッチとポーランド代表のレヴァンドフスキの場合はここが気になるポイントか。

ドイツのミュラーも十分に候補者となるだろうが、果たしてカタールの地で得点王のタイトルは誰の手に渡るのか。

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